思わぬ病気が原因のことも?喉が渇く原因と対処法5つ!

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喉の渇きには深刻な病気のサインもある

やたら喉が渇く、水を飲んでもすぐに喉や口の中がカラカラになるという経験はありませんか?いつもどおりに水分を取っているのに、異常に喉が渇くという場合は、思わぬ原因や深刻な病気が潜んでいることもあるんです。喉が渇く場合に、考えられる原因と解決法をご紹介します。

塩分の取りすぎ

ラーメンのスープを全部飲んでしまった、ポテトチップスを1袋全部食べてしまった等いつもよりも塩分を多く取ってしまった時は、喉の渇きを覚えます。

塩分を多く取ると、血中ののナトリウムの濃度が上昇します。血中のナトリウム濃度は常に一定に保つように調整されますので、塩分を多く取ってナトリウム濃度が一時的に上昇すると、血液中の水分を多くして、ナトリウム濃度を薄めようとするため、たくさんの水分が必要になります。

その水分を補うために、脳が水分を取るように指令を出して、喉が渇くんです。塩分の取りすぎで喉が渇いた場合は、ナトリウムが尿と一緒に排泄されて、通常通りのナトリウム濃度に戻れば、喉の渇きは治まります。

脱水症状になっている

汗をたくさんかいて、体内の水分が足りなくなることでも喉は渇きます。喉が渇いたと感じた時点で、既に体内の水分は不足しています。そのままにしていると、脱水症状が進んで、最悪の場合は死にいたることもありますので、暑い季節や運動をしている時は、こまめに水分補給をするようにしましょう。

一度にたくさん飲むよりも、こまめに水分補給したほうが効果的です。また、暑い季節や運動をしている時だけではなく、発熱や下痢、嘔吐などの症状がある時も要注意です。

インフルエンザで高熱を出した時は予想以上に不感蒸泄が多くなりますし、ノロウイルスでは激しい下痢や嘔吐に襲われて、体内の水分が失われますので、冬場でも脱水症状には注意が必要なんです。

自律神経のバランスが乱れている

自律神経のバランスが乱れている時も、喉の渇きを覚えます。緊張していると、喉がカラカラに渇くことがありますよね。緊張によって交感神経が優位になりすぎると、消化機能が低下しますので、唾液の分泌量が減ってしまい、喉が渇くんです。

交感神経が優位になるのは、緊張している時だけではありせん。過度にストレスを感じていたり、睡眠不足が続いたりすることでも交感神経が優位になります。

また、その状態が続けば、自律神経のバランスは崩れてしまい、唾液の分泌調整が狂うことで喉が渇くケースもあります。

水を飲んでも喉がすぐに乾いてしまう。そして、緊張状態が続いている、ストレスを感じている、睡眠不足になっているなど交感神経が優位になっていたり、自律神経のバランスが乱れる原因について思い当たることがある人は、一度ゆっくり休息を取って、栄養のバランスが良い健康的な食事を心がけ、規則正しい生活を送って自律神経のバランスを整えるようにしましょう。

薬の副作用

喉が渇くのは、薬の副作用が原因のこともあります。抗コリン作用がある薬を服用していると、副交感神経を抑制しますので、結果として交感神経が優位になって、唾液の分泌が抑えられます。

抗コリン作用は、風邪薬や花粉症などに用いる抗ヒスタミン薬、抗うつ薬、抗不安薬、抗パーキンソン薬、胃腸薬、抗不整脈薬、気管支拡張薬など様々な用途の薬に用いられています。

抗コリン作用の薬で喉の渇きがどの程度出るかは個人差がありますので、あまりに喉が渇くという場合は、医師に喉の渇きがひどいから薬を変えてもらえないかを相談してみましょう。

また、抗コリン作用以外でも心不全などで利尿薬を飲んでいて、その効果が強く出すぎる場合も、必要以上に尿量が多くなって体内が脱水状態になりますので、喉が渇きます。この場合も、医師に相談して薬の量を変更してもらいましょう。

糖尿病や腎臓病の可能性

喉が渇くのは糖尿病や腎臓病の可能性もあります。糖尿病になると、血糖値が常に高い状態が続きます。そうすると、ブドウ糖を尿と一緒に排出して血糖値を下げようと、尿量が増えるんです。

尿量が増えれば、体内の水分は足りなくなりますので、水を飲んでも喉が渇いてしまいます。

また、腎臓の機能が低下すると、腎臓で尿を濃縮できなくなって、尿量が増えることがあります。必要以上に尿量が増えれば、喉が渇くのは当然のことですよね。

利尿剤を飲んでいないのに、尿量が異常に多くなって、どんなに水を飲んでも喉が渇くという場合は、糖尿病や腎臓病の可能性が高いですので、早めに医療機関を受診してください。

まとめ

「喉が渇いたら水を飲めば良いだけ」と思うかもしれませんが、喉の渇きには深刻な病気が隠れている可能性があるんです。

一時的な塩分の取りすぎや汗をかいて脱水気味になったことで喉が渇く場合は、水を飲めばすぐに喉の渇きは解消しますが、自律神経のバランスが乱れている時は、生活そのものを見直さなければいけません。

また、薬の副作用によって喉が渇く時は、医師に相談して薬の種類や量を変更してもらわなければいけないこともあります。そして、糖尿病や腎臓病は放っておけば命に関わる深刻な病気です。

たかが喉の渇きと楽観視せずに、水を飲んでも喉の渇きが癒えない、喉の渇きが続く場合は、早めに対処するようにしてください。

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