足のむくみに潜む病気3つと今すぐ出来るむくみ解消法4つ!

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足のむくみに潜む病気3つと今すぐ出来るむくみ解消法4つ!

夕方になると足がパンパンにむくんで、靴がきつくなる、足が太く見えるという悩みを持っている女性は多いと思います。下肢は体の中で心臓から遠い部分ですし、足から心臓に血液が戻るためには重力に逆らわないといけず、血流が滞りやすいので、むくみが出やすい部位です。

足のむくみは一晩休んで解消される程度の一過性のものであれば、それほど心配は要りません。でも、なかなか治らない足のむくみは深刻な病気が潜んでいる可能性があるんです。

足のむくみが起こる病気

足のむくみは、血管内から血管外の細胞のすき間に水分が染み出すことで起こります。健康な人でも、長時間立ったまま、座ったままなど同じ姿勢でいて足を動かさないと、足の静脈の血流が滞って、血管外に血液中の水分が染み出しますので、むくみが生じます。

でも、このケースは足を動かしたり、一晩横になって休めば、血流が戻ってむくみが解消されます。

注意しなければいけないのは、病気が原因で足のむくみが起こる場合です。むくみが症状として現れる病気があるんです。

下肢静脈瘤(かしじょうみゃくりゅう

むくみが現れる病気には下肢静脈瘤があります。下肢静脈瘤とは、足の静脈に瘤(こぶ)のような変形や拡張が起こる病気です。

静脈には血液が逆流しないための弁がついています。足は心臓から遠いですし、足の先から心臓に血液が戻るためには重力に逆らわないといけません。そのため、足の静脈は血流が悪く滞りやすいのですが、静脈の弁があるため逆流せずに、心臓まで血液を戻すことができるんです。

でも、下肢静脈瘤はこの弁の機能が低下したり壊れてしまうことで、下肢の静脈に血液が溜まりやすくなって、瘤のようなものが作られてしまいます。

下肢静脈瘤を発症すると、常に下肢に血液が溜まっている状態になりますので、血管外に血液の水分が染み出しやすくなり、足のむくみが出現します。

心不全

心不全でも足がむくみやすくなります。心不全になると、心臓のポンプ機能が低下します。そうすると、心臓から送り出される血液の勢いが弱くなりますので、血流が悪くなります。

心臓から遠い部位である足では、さらに血流の勢いが弱くなってきますので、血流が滞りやすく、足のむくみが生じるのです。

肝機能や腎機能の低下

肝機能や腎機能が低下すると、むくみが起こります。肝臓や腎臓が原因のむくみは、血流ではなくアルブミンという物質が関係しています。

アルブミンは血液中でアミノ酸を運搬したり、血管の浸透圧を調整する働きがありますが、このアルブミンは肝臓でタンパク質を元に合成されて、腎臓でろ過されます。

そのため、肝機能が低下していればアルブミンが合成されませんし、腎機能が低下していれば、ろ過されずに尿中にどんどん排泄されてしまいますので、血液中のアルブミン量が減ってしまいます。

アルブミンが少なくなると、血管内の浸透圧が低くなり、血管外から血管内に水分を引き込む力が弱くなりますので、血管外の細胞のすき間に水が溜まりやすくなって、むくみが生じるんです。

肝機能や腎機能の低下によるむくみは、足だけではなく全身に出ることも多いという特徴があります。

足のむくみを解消するには

足のむくみは一過性のものであれば、それほど心配はいりませんが、下肢静脈瘤や心不全、肝機能や腎機能の低下によるものの場合、すぐに医療機関を受診して、検査・治療を受ける必要があります。

一過性のものか病気によるものかを判断するためにも、足のむくみを解消する方法を知っておきましょう。

足を動かす

足のむくみを解消するための方法の1つ目は、足を動かすことです。足の筋肉は血管のポンプ機能を担っていますので、足の筋肉を動かせば、足の静脈の血流を促進させることができます。

デスクワークの人は1時間に1回は席を立つようにし、座っている時もつま先や踵の上げ下げをすると良いでしょう。立ち仕事の人はつま立ちをしたり、その場で軽く足踏みをするだけでも効果があります。

着圧ソックスを着用する

着圧ソックスや着圧ストッキングを着用することも、足のむくみ解消には効果的です。足首からふくらはぎにかけて圧をかけることで、静脈の血行を促進してくれるんです。

着圧ソックスは医療現場でも用いられています。長期安静や長時間の手術を受ける患者さんは血流が滞って下肢に血栓ができやすいので、着圧ソックスを履いて血栓を予防するんです。

また、看護師は立ち仕事ですから、勤務中は着圧ソックスを履いている看護師さんも多いんですよ。

マッサージをする

むくんだ足をマッサージすることでも、血流が促進されますので、むくみの解消につながります。

むくみがある足先から足首、ふくらはぎへと下から上へ、筋肉をほぐしながら血流を促すような気持ちでマッサージすると良いでしょう。

入浴で温める

温めると血管が拡張して、血流が促進されますので、むくみが解消します。入浴はシャワーだけで済まさずに、湯船にゆっくり浸かって足を温めるようにしましょう。

入浴中や入浴後の血管が広がっている時にマッサージをすると、さらに効果的ですよ!

まとめ

足のむくみには、下肢静脈瘤や心不全、肝機能や腎機能の低下という深刻な病気が原因の可能性があります。ご紹介したむくみ解消法を行っても、むくみが治らないという場合は、病気からのむくみかもしれませんので、早めに医療機関を受診するようにしてください。

むくみ解消法を実践するとむくみが治る、ゆっくり休むと翌朝にはむくみが消えているという一過性のむくみは、健康への大きな影響はありません。でも、血行が悪くてむくんでいると、老廃物がどんどん溜まっていき、疲労が溜まったり代謝が落ちてしまいます。

そのため、一過性のむくみであっても、できるだけ早くむくみを治すためにも、むくみ解消法はしっかり実践していきましょう。

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